QA　-　NMN15000

NMN（ニコチンアミド・モノヌクレオチド）は、体内でNAD⁺（ニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチド）という補酵素に変換される物質です。NAD⁺はエネルギー代謝やDNA修復、老化制御に関わる重要な分子で、加齢とともに減少するとされています。

現在の研究では、動物実験や一部のヒト臨床研究で以下のような可能性が報告されています。

• 体内時計（サーカディアンリズム）の調整
• ネルギー代謝の改善
• ミトコンドリア機能の向上
• 肌や血管などの老化関連指標の改善
• 記憶力や認知機能のサポート
• 体内時計（サーカディアンリズム）の調整

現在のところ臨床研究では大きな副作用は報告されていません。
しかし、用量や長期摂取に関する安全データは十分ではありませんので、妊娠中・授乳中の方は医師に相談するのが望ましいです。

現時点でNMNが、がん患者さんに悪影響を及ぼすという明確なデータはありませんが、がん治療中の場合は（eクリニックとしては）NMNよりも水素サプリをお勧めします。

年齢とともにNAD⁺は減少するため、むしろ中高年、シニア層にこそ向いていると思います。

1日125mg〜500mg程度が一般的です。
ただし、体質・目的によって適量は異なります。高用量を長期間摂取する前に医師や薬剤師に相談しましょう。ちなみに『NMN15000』１カプセルに250㎎のNMNが含まれています。

一般的には朝または昼の摂取が推奨されています。
NAD⁺の合成は日中に活発なため、体内リズムに合わせることで効率が良いと考えられています。 また夜に摂取すると覚醒感が出る場合もありますので、夜の摂取は控えた方がいいですね。

両者ともNAD⁺の前駆体ですが、

• NR：体内でNMNを経てNAD⁺に変換される。
• NMN：NRの一段階先の化合物。近年注目度が高い。

報告例は少ないですが、一部の人で軽い吐き気・頭痛・胃の不快感・不眠などが見られることがあります。過剰摂取やカフェインとの併用に注意が必要です。

基本的には大きな相互作用は報告されていません。

個人差がありますが、報告では数週間〜数か月の継続摂取で体調の変化を感じる人もいます。